2011年5月17日火曜日

苔玉の椿

Photo by Koji Fujita




ひとり風呂敷背たろうて賃借した部屋に2ヶ月。
無駄な、というより物がないその箱は、朝はただただ陽気を吸い、夜は静かにアンバーな灯を吐き出しています。

そんな殺風景な板間に直置きされた苔玉と、不釣り合いな受け皿。カッと伸びた椿の新芽だけが、活き活きと肉厚な色香を見せています。


今年に入って平衡を失った僕の身体だって、そんな「苔玉の椿」。


そうそう、鍋振りもずいぶん様になってきました。
たまにあつあつの玉葱を踏んで飛び上がります。
うまく出来たら、すきな人の顔を、いつも机の対面に想います。


そうそう、かわいらしい壁掛け時計を買ったんです。
色柄に悩む癖は相変わらずですが、
派手な全体の割に素っ気ない、秒針の音が聞きたくなって。

そうそう、そうそう…。
たくさん書きたいことはあるのですが、
まずは本調子一歩手前までやってきたことをご報告します。




なんで、こんな湿っぽい話ばっかり書いてるかって?

そりゃ「苔玉の椿」やからね。




間もなく、卯の花腐しが街をしっとり覆います。




<ご報告>
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