2009年10月6日火曜日

ダイナマイト四国。 パート2




「ほんとに、言葉はさんかくでこころは四角だなぁ」



ゴキゲン銀河鉄道999のオーバーランもあって、
高知[リッチモンドホテル]708にて、
見事涅槃で入定を果たしたふじもせんとくん。


案の定寝坊して眼をまぁるくしたせんとくん
「いけない!」
「トチッちゃった」
荷物の移動や細君の送迎であまり寝てないお兄ちゃんに
素直にセイソーリー。


お兄ちゃんとせんとくんはうたう。
「はーつのほーはーひー」
「はーつのほーはーひーには〜」
直太朗を放吟しながら向かったのは高知名物日曜朝市。
実に2キロ近いエリアがホコテンになり軒が連なる。
「とんがらし!」
「おつけもの!」
「いなかずし!」
「こんにゃく!」
差し出した手に買い物袋を次々提げていく。


「さーびたーせんろぎわー」
「なみだかれたろーくじぞうー」
細君を加えた3人が合唱しながら繰り出したのはひろめ市場。
座席という座席にビールが並んでいる、
朝というのに派手なレコードかけて。
もうこうなりゃふざけようワンマンショーで。
中国屋台に陣取ったせんとくんは叫ぶ。
「一番しぼり!」
「一番しぼり!」
「てながえび!」
「ぎょーーざ!」
「一番しぼり!」

おてんと様に赤ら顔で照れ笑いするせんとくん。
「じざけ買う!」
細君に案内してもらった地元の酒屋で選ぶこと20分。
差し出した手に重たい瓶が2本かかる。
「てんぷらだ」
おにいちゃん夫妻がゴボ天を喰らっている。
「よく喰うな」
はい、おみやげと渡されたのは20枚のゴボ天。
編集部にぜひ、とはまったく有り難いことだ。


「もう食べられないよ」
せんとくんが昼過ぎからデブ声になっている。
でもアツアツの蒸し寿しを食べてくださいと、
昨日お世話になったお父上に言われれば断る道理がない。
せんとくんは[菊寿し]のカウンターに座っていた。
「びんびーる」
ホクホクの蒸しずしは別腹とばかりに食べ込む。
食べ込む。食べ込む。完食。
「どんなもんだい」
「ごちそうさまでした!」

ほとんどすり足のせんとくん。
Vネックの裾が完全に浮いている。
「あっ…」
目をまるくしたせんとくんの前で、
細君がイチゴかき氷を買っている。
「こ、これは…」
「いや、うまい」


せんとくんはお兄ちゃんの運転する車に乗り込み、
腹をさすりながら涅槃ポジションをとった。

「夏の終わりには、誰かに会いたくなるんだなぁ」




*************臨時ニュースです****************
今日の午後3時頃、淡路SAの車中で、昨夜に続いて
せんとくんと思われる変死体が発見された模様です。
お釈迦様の涅槃らしきポーズで笑顔、
腹が異常に飛び出し異臭を放っていたという
凄惨な現場だったとのことです。

当局はせんとくんが事件に巻き込まれた可能性も視野に、
車中に残されていた運転手の書き置きを押収し、
150人体勢で捜査に入る模様です。
書き置きの内容は以下の通り。


恩に着る
菊、月、酒の
秋夜長

しゅん丸です










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